■ 2月21日2019.2.21

あまりにも期間が空いてしまったので定型パターンの考察は中休みします。

 現在柏塾セミナーは肩甲帯上肢に入りました。
 今年から多少方針の転換を図りつつあります。私の力量の限界で大幅な転換は不可能ですができる範囲でチャレンジを始めています。具体的に何をどのように変えようとしているのかについての明言は避けます。いずれにしても、そのうち書くことになるだろうと思います。

 年頭のセミナーにつづいて、一度だけ体幹機能を取り上げ、そして先週までに上肢機能の総論を終えて、今週から各論に入りつつあります。

 塾生の皆さんは毎回「またまた塾長のながっぱなしが始まった、いい加減に実技練習に入ってくれないかな」という顔をして私を見つめるのですが、私は知らぬそぶりで語り続けるばかりではなく、「なぜなぜ???」攻撃でさらに苦しめて「勉強がたりないよ」と小言を言い放っています。私なりにかなり嫌みたっぷりのつもりでいるのですが塾生の皆さんにはそれほどこたえた様子は見えません。反対に私の方が無力感に苛まれています。しかし、考えてみれば頼もしい若者達です。

 上肢機能総論の中で「移動運動における上肢の役割」という項目について実技練習とその機序に関する考察を行いました。
以下のような項目についてです。
1.上肢から寝返りを誘導しているときにその上肢肩甲帯に起こる変化
2.上肢から起き上がりを誘導しているときにその上肢肩甲帯に起こる変化
3.上肢から、その反対側の上肢を床について起き上がる動作を誘導しているときに起こる変化
4.上肢から軽く方向のみを誘導して行う立ち上がり
5.歩行の誘導

 動作の誘導では、その動作内容の完成度に焦点を当て勝ちになるので、誘導の練習ではどのように誘導すれば狙った反応が引き出せるかということばかりに注目することが多いように感じていました。
セミナーでも多くの人が以前習ったことのあるいかにもハンドリングという仕草で誘導を始めていました。
しかし、その場面では健常者を誘導しているのですから、それほど大げさな仕草は必要ないはずです。多くの場合、軽く動きの方向をリードするだけで動作は完遂できるはずです。しかもそのようにリードされているときモデルはより自然で力を抜いた動作が行えます。
 この時身体にはどのような変化が生じているのかと言うことがテーマでした。そして本来の治療手技としてもきわめて重要な要素でもあります。

 詳しい内容について次回から書き込みたいと思っているのですが、どうなることか?


 
 


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