■ 定型パターンについて52018.2.19

 人間の上肢機能(運動形態)の特性について私はいつもその可動性の高さを一番に取り上げる。
全身の身体機能についても同じことが言えるのだが、肩甲帯上肢の柔軟性は並外れていると思う。
 私がその柔軟性をしつこく強調するのは、それは上肢の運動が組織化される上での特殊性が反映されていると思うからだ。
 随意運動の定義をここで改めて持ち出そうとは思わないが、上肢の運動行動が目的活動に動員されるとき、その運動パターンはほとんど全て求心性情報によって方向づけられている。
 全ての運動行動にも通じる常識じゃないかと思う人も多いだろうが、肩甲帯における可動性の高さは一般的に想像される以上に外部依存(外力との相互作用関係に執着する)の傾向を現していると思う。もちろん背景には全身的な姿勢調整がそれらを補償しているはずなのだが、その全身活動のバリエーションをはるかに凌ぐ運動形態の多様性が発揮されている。
 適切なたとえになるかどうか自信はないが、投球動作における


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