■ 今年度の一般研修は上肢・手へのアプローチから始まった2018.1.7

セミナーの講義原稿を準備していたら今年度最初の一般研修の講義覚え書きが出てきました。
覚え書きなのでかなり断定的です。

* 上肢機能の人間的特性は高度に繊細で的確な姿勢調整によって支えられている

* 上肢の人間的特性は限りなく体幹から分離できるということでもある

* 肩甲上腕関節の僅かな運動も分離の方向に向かう限りにおいて、肩甲帯および上部  体幹に緊張の緩和を促す。つまりその逆も言える。

* 肘の運動の選択性は肩甲帯の状態によってきまる。ここでもその逆が言える。

* 前腕の筋群は互いに支え合いながらそれぞれの機能を維持している。

* 手関節に現れる問題は多かれ少なかれ橈側と背側の短縮に関連している。

今読み直すと1年経っていないのに意味不明と首をかしげたくなる部分もあります。
いずれにしてもこんなことを土台にしながら実技提示のメニューを組み立てました。
明後日からのセミナーは今年度の締めくくりですから、少しは明確で前進したものにならないといけないですね。

ところで、この中に欠けているのは姿勢緊張の定型的な偏りを前提に障害像を捉えているはずなのにその項目がないこと、そして人間の三大機能のなかで直立二足歩行、言語の使用にならんで手あるいは道具の使用と作成が一般的に認められているのに、その他の動物とは比べようもない高度な機能を発揮するという人間の手の機能についての言及です。

おそらく総論部でそれらしいことは話していると思うのですが、やはり実技実践でその本質的なところを確認していかなければならないと思いますね、現在の心境としては・・・。


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