■ 2017年度環適最初のデモ2017.6.13

6月10,11日は山梨の富士温泉病院で今年度最初の環境適応講習会が開催されました。
事務局スタッフや講師アシスタントを含めると150名ぐらいの人たちが集まるイベントです。

 デモンストレーションにモデルとして協力していただけたのは、小柄で色白、言葉遣いも優しく丁寧でいかにも人の良さそうな男性でした。
お歳は73歳ということなのでほとんど私と同世代なのですが、私はといえばご存じのように赤ら顔で髪もひげも伸び放題その上言葉遣いはギャラリーの受けを狙おうという下心から芸人風にがさつを装って(素という意見もある)いましたから、全く対照的にみえたことと思います。
 同じ年寄りでも氏素性は争えないのかなと自分でも感じました。

 全身の高緊張が目立つ右片麻痺でした。会場に入ってくるときの様子では装具無しの独歩でしたが、視線を足下に集中させ伸展して棒状につぱったままの下肢を慎重に運んでいました。1日目の歩行では股関節に運動を認めることはなかったと記憶しています。
硬そうな円背姿勢と連合反応による肘の屈曲が印象的でした。
頚部から顔面にかけての緊張も亢進していたので構音にも影響を感じましたし、声もか細く感じられました。

 発症の経過では、2度目であるということと、一度目のアタックでは障害を残さなかったのですが、今回の場合麻痺が徐々に進行して現在の状態に至ったということでした。
画像診断では基底核周辺に慢性の(瀰漫性の聞き間違い?)梗塞が認められるとのことでした。

 ご本人としては、前回の経験もあり高齢の域にさしかかってもいたので、初めのうちは年のせいにすることで、徐々に動けなくなる身体への不安をなだめている時期があったのだろうなと想像しました。
 私なら到底耐えられない。

 現時点でご本人は肘が伸びず手も開かないので字が書けないことと、長距離が歩けないということを問題にしていました。

デモの内容はまたあとで書き込みます。


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