■ 16 気ままな書きこみ2017.3.22

昨日まで2016年度最後の環境適応講習会で仙台にいました。
会場で若い友達から「コラムは続けて読んでいるんだから中断していては駄目でしょ!」と叱咤されました。

 かなりきつく言われたのでなんとかPCに向き合っています・・・‥

 この講習会でも予期的姿勢調整に関連して、これまで書き込んできたような内容をとりあげた。

 正確な記憶がないので多少ずれてしまうかも知れないが、思い出せる範囲で述べてみよう。

 私はリーチングを誘導するハンドリングについて以下のように説明し指導してきた。

 正面に対象物(ペットボトルなど)を置いてそれを麻痺手によって摂るという課題設定が一般的だ。
 治療者は対象者の固定優位な側にならんで腰掛ける。
 誘導は肘と手関節当たりで行う。
 (対象物をしっかりと把持する局面を強調したい場合には、肘に当てる手を母指の対  立を助けるように腋下から回し込むようにして両手で手の構えを誘導する)
 最も大切なのはリーチングの開始時における対象注視の誘導だ。
 視覚的に対象を捉えた時点で予期的な姿勢調整の大部分が出来上がってしまうと考え るからだ。

昨日につづけて

 その視覚的に対象を捉えるように促すための誘導には、直接的には言語的にスタートの合図を送る、あるいはそれと同時に僅かに手を対象に向けて移動させるなどが挙げられるが、慣れてきたら操作者自身が脇に腰掛けている状態で対象へ視線を送り(顔を向けるなど)接近しようとする気配を見せるだけでも同等の結果を確認することが可能だ。

 この予期的な姿勢調整の完了は肩甲帯の可動性が増し、上肢の挙上範囲が広がるという形で容易に観察できる。


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